生地は 綿100% 厚手の生地です
サイズは 60cm*60cm マチ10cm 120cmファスナー仕様です

15mmの縫い代で裁断します
個人で洋裁しているかたもおられるようなので参考まで
裁断寸法(仕上がりサイズ 600mm*600mm*100mm)
座面 630mm*630mm 2枚
マチ(ファスナー部分) 80mm*1270mm 2枚
マチ(ファスナー部分以外) 130mm*1190mm 1枚
ファスナー長さ 1200mm 1本
仕上がりサイズや ファスナーの長さが違う場合は
上記裁断寸法から スケールアップ・スケールダウンしてください

裏表間違えないよう ファスナーをマチの部分の生地へ ロックした糸目に合わせて縫い付けます

ファスナーが長いので 端でずれないように気をつけます


表からファスナーに合わせて ぐるりと縫い付けます

マチの部分を縫い合わせます
ポリエステル素材や伸縮しやすい生地など
マチ付の場合 生地の 縦・横 それぞれ縫い合わせるので
ファスナー部分とそれ以外のマチの部分は縫い合わせずに
調整できる縫い代として残して ほつれ止めのロックだけかけておき
最後に座面と縫い合わせたほうがよいかもしれません
(ほんのわずかでも座面とマチ部分が合わないとなかなかきれいに仕上がらないです)

それぞれの辺の中央を合わせて縫い合わせます

15mmの縫い代で縫い合わせます

現場用に以前購入した小さなサシガネです
カーテンボックスのような狭い場所で使用するために購入したのですが
手のひらサイズなので縫製する際にも重宝します
ホームセンターで 数百円だったと思います
名前は 三寸法師です


コーナーの部分は 角が出るように注意して縫います
ミシンの押さえは 片押さえを使っています
ファスナーまわりや角を縫うさいに 使いやすいです
右・左 ありますが1つは持っておきたいです

マチ部分と座面とをあわせて ロックミシンでぐるりとロックかけます
いすカバーなどで
(座面・背・マチなど一点に生地が集まる 薄い生地などでロックをかけるとしわが出やすいなど)
マチ部分と座面別々にロックをかける場合もあるのですが
クッションの場合 一緒にロックをかけるほうがほつれにくく強度も出ると思っています

今回は2色 計8枚製作でした

別途製作した パイピングクッションカバーとともに 納品です
ソファの座面部分のクッションを交換したついでにカバーも新しく縫おうと思ったのですが、もともと付いていたカバーが、こちらで紹介されているようなロングファスナーを使ったものだったので、一般には縫い代をどのくらい見ておけばいいのか探していて、こちらにたどり着きました。
制作過程の写真もあって、とても参考になりました。
ありがとうございました。
お役に立てて何よりです
インテリア・縫製など 参考になれるような
ブログになればなと 日々思っています
ファブリック工房