2021年09月17日

8号帆布バイオ生地 伸縮試験

お客様からの お問い合わせもあり
8号帆布バイオ生地の水洗い伸縮試験をしました

一般的に 自然素材の生地は縮むこともあるので
洗濯の際は 水を使わないドライクリーニングをお勧めしております

ただ お肌の敏感な方やアトピーの方など
ご自分で 洗濯される方もおられます

今回は綿帆布バイオ生地にて 水洗いでどのくらい縮むか 試験してみました


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水洗いする前に 寸法を測ります
巾920mm 長さ1142mm

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2時間ほど 水に漬けました

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半日ほどで 乾きました

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乾燥後の寸法
巾寸法は 920mmで変わりません
長さ寸法は 1130mm 12mmほど縮んでいます
「水洗いした場合」
縦方向の伸縮率は (1142-1130)÷1142×100 =1.05% となります
高さ寸法 H=2000mmのカーテンだと
2000mm×(1.05/100) = 21mm 計算上縮むことになります

カーテンの場合 アジャスタフックで若干の調整ができ
また 裾折り返しを12cmとしていますので 裾部分を縫い直して調整することもあります

ご自分で洗濯される場合は
浴槽に ぬるま湯をためて自然素材に使える洗剤で 押し洗いして
洗い終わりましたら 洗剤を流水でしっかり落とし
浴室内などで 水が滴らない程度まで水を落とし
しわが気になるようでしたら 軽くアイロンをかけ
生乾きのまま レールに下げると 良いと思います
水が垂れる場合は 床にビニールなどを敷いて養生してください

面積の大きいカーテンは 水を含むとかなり重くなりますので
取り扱いが大変だったり
レールが外れるなど 起こりえますので ご注意ください

上記 きちんとした試験ではありません
ご参考値までとしてください


基本的には 水を使わないドライクリーニングをお勧めします




posted by FABRIC-KOUBOU at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然素材生地 特性

2014年01月30日

自然素材生地 防炎加工 伸縮

カーテンなどは基本的に 
不特定多数の人の利用する施設などでは(ホテルや店舗・病院など)
消防法により 防炎品
(燃えにくい加工を施しているもの)でなければなりません

今回は 店舗のフィッティングルームのカーテン・美容室のカーテンなどに
リネンなどの生地を利用したいとのお問い合わせも多く
天然素材生地を試験的に 防炎加工業者様に サンプルとして防炎加工をしてもらい
生地の素材感や伸縮率の変化を確認してみました

弊社取り扱いの 代表的な生地(3種類)です
生地の防炎後加工は
まず 生地を水洗いして(油分などを取り除き 防炎材が染み込むように)防炎加工をします



LINEN200 (リネン100%)オフホワイト

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素材感は 見た目にはほとんど変わりはありません
触った感じで多少しっとりした感触がありますが
個人的には気にするほどではないと思います
伸縮につきまして
縦方向で 加工前137.8cm → 加工後133cm  (-4.8cm)
伸縮率 48mm/1378mm×100=3.4%
生地巾方向 加工前95cm → 加工後93.5cm  (-1.5cm)
伸縮率 15mm/950mm×100=1.57%



リネンコットンワッシャー LINCOSWS4545 (リネン55% コットン45%) サンドベージュ色

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素材感は 見た目にはほとんど変わりはありません 
生地色がわずかですが暗くなった感があります
触った感じで多少しっとりした感触がありますが
個人的には気にするほどではないと思います
伸縮につきまして
縦方向で 加工前150cm → 加工後148cm  (-2cm)
伸縮率 20mm/1500mm×100=1.3%
生地巾方向 加工前109cm → 加工後107.5cm  (-1.5cm)
伸縮率 15mm/1090mm×100=1.37%



11号帆布 (コットン100%) キナリ

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素材感は 見た目にはほとんど変わりはありません 
触った感じで多少しっとりした感触がありますが
個人的には気にするほどではないと思います
伸縮につきまして
縦方向で 加工前91.5cm → 加工後91.5cm  (0cm)
伸縮率 0mm/915mm×100=0%
生地巾方向 加工前91cm → 加工後89cm  (-2cm)
伸縮率 20mm/910mm×100=2.19%


伸縮率は カーテンなど生地をを洗濯した場合の縮む目安となりますね
今回のサンプルで 天然素材の生地 0%から4% 縮みを確認しました
(カーテンの仕上がり丈210cmを目安とすると 0mm〜84mm 縮むことになります)

綿や麻などの生地の性質でもあるので
カーテンをクリーニングされる場合は
縮みにくい ドライクリーニングをお勧めします


カーテンの場合

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アジャスターフックを使用しているので
縮みが発生した場合 約30mm程度調整できます
※画像左Bタイプ(レールを隠すタイプでAタイプより丈が長くなる)
Bタイプのフック仕様でカーテンの仕上がり高を決めておくと
30mm程度なら フックを調整して カーテンを縮んだ分だけ下げることができます




また縫製時に 裾の折り返しを12cmとしており

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丈直しで 伸ばすこともできます



天然素材の生地には 長所短所があります
ご理解のうえ ご使用ください

今回の防炎加工につきまして
生地に後から防炎加工することとなるので
洗濯すると防炎の効果がなくなります
洗濯クリーニングした後は また防炎加工が必要となります
防炎加工した場合に 防炎ラベルを付けるのですが
その場合 防炎シールを貼り付けることになります(洗濯すると取れるようにシールの貼り付け)
消防検査では 現場にてラベルの有無で防炎品の確認することが普通なので
防炎ラベルについては ご留意ください

posted by FABRIC-KOUBOU at 12:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然素材生地 特性

2013年05月26日

帆布生地 水通し

自然素材の生地 
使用している間や、洗濯・クリーニングした場合
伸びたり 縮んだりします

今回は 帆布生地にてカーテンを製作して欲しいとのことで
加工縫製する前に 水通しをして 生地を落ち着かせてから
加工しました


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弊社で取り扱いしている 帆布11号です
とても丈夫な生地で 11号はよく利用されています



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水につけて よくしみこませ かるく押し洗いします



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乾燥させます



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乾いたら アイロンをかけて しわを伸ばし
カーテンに加工します


今回は ほとんど縮むこともありませんでした
(写真を撮るのを忘れていました)
3つ山ひだのカーテン製作で 2窓 7巾・5巾使用なので 計13枚分 水通しをしました
天候に左右されるので 納期には余裕をいただきます



自然素材の生地は 伸縮するので
弊社では 裾の折り返しを 12cmのW返しとしています

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縮んだ場合 この裾部分を利用して 加工直しして補正するようにしています




帆布カーテン 今回は熊本のお客様で 宅配便にて送らせていただくので
加工場にてさげた 画像です
キナリ色で とてもナチュラルな感じです
ヒダたたみをして 梱包して送らせていただきます

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自然素材の生地 長所・短所 ありますが
ご理解のうえ 末永くご使用いただけたらと思います


posted by FABRIC-KOUBOU at 18:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然素材生地 特性